性感染症は、性行為によって感染する病気です。性感染症の対処方法として最も大切なのは、なるべく早く治療を行うことです。治療が遅れると、それだけ症状が悪化(重症化)していきます。
不妊症の原因にもなりうるし、妊婦さんの場合は、赤ちゃんに感染するリスクがあるという点も知っておく必要があります。性感染症の早期治療を実現するためには、感染を早期発見しなければなりませんので、早めの検査をおすすめします。
また、結婚や妊活前のブライダルチェック(自費診療)もおすすめです。性感染症の主な症状としては、尿道の痛み・かゆみ、膿(うみ)が出る、陰部の皮膚病変などがありますが、無症状のことも多く注意が必要です。
検査には、血液検査、尿検査、ぬぐい液の検査などがあります。治療は、抗生剤の内服、膣錠、軟膏などを用います。外科的処置が必要と判断した場合は、提携医療機関に紹介します。
症状がある場合は、梅毒、クラミジア、淋菌感染症などは保険診療で対応します。症状がない場合の検査や、マイコプラズマ・ウレアプラズマ、HIV感染症は自費診療となります。
米国では、性交渉の経験がある方には、「HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎・淋菌・クラミジア」のスクリーニング検査が推奨されています。近年は、梅毒などの性感染症が増加傾向ですので、定期的にスクリーニング検査を利用して自分の体を守ることが大事です。少しでも症状や不安を感じた際には、気軽にご相談ください。
項目 | 内容 | 価格(税込) |
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ブライダルチェック | HIV、梅毒、B・C型肝炎、淋菌、クラミジア | 18000円 |
HIV | 血液検査(HIV-1、HIV-2抗原抗体) | 5000円 |
梅毒 | 血液検査(RPR、TPHA) | 5000円 |
淋菌・クラミジア同時 単独 |
尿またはぬぐい(PCR検査) どちらかのみの検査も可能 |
8000円 4000円 |
マイコプラズマ ウレアプラズマ |
尿またはぬぐい(PCR検査) 4種類の菌を同定する |
7500円 |
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