すい臓がん | 55,000円 |
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消化器がん | 55,000円 |
すい臓+消化器がん | 77,000円 |
※消化器がん検査は、胃・食道・大腸・胆のう・肝臓がんに対応しています。
国立がん研究センター研究所で開発されたエクソスクリーン法という特許技術を用いてエクソソームの表面マーカーを解析することでがんに由来するエクソソームをみつける検査です。エクソスクリーンでは、まずすべてのエクソソームの表面に存在する抗原であるCD9などに対する抗体をアクセプター・ビーズに結合させます。さらに、がん細胞が分泌するエクソソームの表面に存在すると考えられるがん特異抗原に対する抗体をビオチン化修飾し、ストレプトアビジンが結合したドナー・ビーズに結合させます。こうして、CD9とがん特異抗原の両方を表面に持っているエクソソームにこれら2種のビーズが近付いた際に発せられる光を検出することにより、がんに由来するエクソソームを定量することができます。
・感度85~88%
・特異度77~90%
※一般的な腫瘍マーカーの感度は50%程度で早期診断には向いていません
大腸がん患者由来の血清(194例)と健常人由来の血清(191例)のCD9 とCD147を発現しているエクソソ一厶由来のシグナルを測定した結果、従来の血液検査(腫瘍マーカーCEAやCA19-9)と比較して、エクソスクリーン法は診断能を評価する指標であるAUCが高いことが示されました。 (従来法のAUCは約0.65。エクソスクリーン法のAUCは0.82。) 従来の血液検査では見つけることが出来なかった早期がんの検出が可能であると考えられます。
参考論文:Nat Commun. 2014 Apr 7;5:3591. doi: 10.1038/ncomms4591.
※ただし、全てのがんの早期発見が保証されるものではありませんので、ご了承ください。