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AGA・ED外来

当院では、男性の悩みに総合的にアプローチします。AGA、ED、男性更年期障害、性感染症検査など気になることがあれば、気軽にご相談ください。 ※AGA治療やED治療は自費診療です。
(初回のみ自費診察料(1,500円)が別途かかりますので、ご了承ください。)
※男性更年期のホルモン治療や性感染症の治療は一部保険診療で対応できます。

AGA治療

当院では、AGA治療を行っています。最近は、多くのAGAクリニックでオンライン診療でのAGA治療が可能となりました。AGA治療の基本は、以下の3つの薬剤です。これらを副作用に注意しながら、継続することが重要です。長期にわたり継続が必要になるため、継続しやすい費用はもちろんのこと、効果や副作用の評価も定期的に行う必要があります。
フィナステリド(プロペシア)内服薬
デュタステリド(ザガーロ)内服薬
ミノキシジル外用薬
※当院では、厚生労働省で認可されている国内製薬会社の正規品のみを採用しています。

フィナステリドとデュタステリドは、α‐還元酵素阻害薬と呼ばれる薬となります。 Ⅱ型5α-還元酵素のみを阻害するのがフィナステリドで、一方、Ⅰ型とⅡ型5α-還元酵素の両方を阻害するのがデュタステリドです。そのため、次の二点が特徴的です。
・デュタステリドの方が前頭部脱毛への効果が強い。
・デュタステリドはより精子数が減少しやすい。
当院では、妊娠希望や不妊治療を検討している場合には、フィナステリドとデュタステリドはおすすめしません。ミノキシジル外用液だけで治療を行うことになります。発毛を実感するまでは、3~6か月程度かかるため、継続することが重要です。ミノキシジル内服については、効果は期待できるものの、現時点ではガイドラインで推奨されておらず、当院では積極的にはおすすめしません。

※5α-還元酵素阻害薬
保険診療では、前立腺肥大症の治療に用いられています。その後、AGAにも有効であることがわかり、ガイドラインでも推奨されるAGA治療薬となりました。テストステロンがより強力なアンドロゲンであるジヒドロテストステロンに変換されるのを阻害して作用を示す薬です。副作用としては、肝機能障害、黄疸に特に注意が必要です。AST、ALT、ビリルビンなどの上昇を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあります。その他に、リビドー減退、勃起不全、射精障害、乳房痛などの報告があります。

※ミノキシジル外用液
ミノキシジル外用液はガイドラインでも推奨されています。男女とも使用できますが、その濃度に差があり、使用の際には注意が必要です。 副作用としては、頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感などがみられます。その他に、少数ですが、頭痛、めまい、胸の痛み、心拍が速くなる、体重増加、手足のむくみなどの報告があります。

参考:日本皮膚科学会;男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

ED治療

当院では、ED治療を行っています。3つのED治療薬を個々の状態に合わせて選択します。
バイアグラ(シルデナフィル)
レビトラ(バルデナフィル)
シアリス(タダラフィル)
※当院では、厚生労働省で認可されている国内製薬会社の正規品のジェネリック薬のみを採用しています。

薬品名 バイアグラ
ODフィルム
レビトラ シアリス
用量 50mg 10mg
20mg
10mg
20mg
特徴 水なし可
携帯に便利
即効性
あり
長時間持続
自然な効果
効果発現
まで
30~1時間 15~30分 1時間
持続時間 3~5時間 5~10時間 30~36時間
食事の影響 あり 少し なし
費用 1枚 1,000円 10mg 1,500円
20mg 1,800円
10mg 1,300円
20mg 1,500円

※PDE5阻害薬
PDE5阻害薬は、血管や前立腺、尿道の平滑筋をやわらかくする作用があるため、前立腺肥大症やEDに効果があります。その作用は、一酸化窒素(NO)がサイクリックGMPを活性化させることで血管や前立腺の平滑筋がやわらかくなります。前立腺自体が小さくなるわけではないですが、やわらかくなることで尿道が開きやすくなることで尿がスムーズに出るイメージです。タダラフィルだけが前立腺肥大症とEDに適用があり、前立腺肥大症に対する製品名は「ザルティア」、EDに対する製品名は「シアリス」となっています。ザルティアは通常5mgを毎日使用するのに対して、シアリスは10mgまたは20mgを必要時に使用するので、目的によって量が異なることがわかります。

注意点は、ニトログリセリンなどの硝酸剤の使用中、安定狭心症がある方、重度の心不全、低血圧や高血圧が重度の方、あとは心筋梗塞の既往歴が3か月以内の方、脳梗塞が6か月以内の方は使用禁忌となっています。副作用としては、頭痛、動悸、ほてり、筋肉痛、浮動性めまい、下痢、持続勃起症などが報告されています。

男性更年期障害(LOH症候群)治療

男性にもいわゆる「更年期」があります。加齢とともに男性ホルモンであるテストステロンが低下し、さまざまな不調を感じるようになります。
※40歳以上の方は保険診療で対応可能。

検査

◎加齢男性症状調査票(AMS)
まずは男性更年期の症状をAMSでチェックします。

◎遊離テストステロン
テストステロン値が低いと性機能の低下のみならず、認知機能や意欲の低下、筋肉量の減少、内臓脂肪の増加、貧血、骨密度の減少などにつながります。男性更年期障害の診断で測定する項目です。遊離テストステロンが8.5 pg/ml以下で症状がある場合は治療を勧めます。 ※テストステロンは朝高く夕に低いという日内変動を有するため午前8時から11時までに採血することが望ましいです。

◎PSA
前立腺がんの腫瘍マーカーです。PSAが2.0 ng/ml以上の場合は、前立腺がんの除外を積極的に行う必要があります。

◎亜鉛・ビタミンD
精子の運動率や運動精子数と関連があるという報告があります。これらは不足すると、男性ホルモンが低下しやすくなります。

治療

◎男性ホルモン補充療法
・エナルモンデポー250㎎を2~4週間ごとに筋肉注射
・血液検査は2~3か月おき
・前立腺癌、乳癌、重症の前立腺肥大症、多血症、重度の腎機能障害、重度の肝機能障害、うっ血性心不全 重度の高血圧症、睡眠時無呼吸症候群、抗凝固剤内服中の方は適応がありません。

◎漢方薬
・補中益気湯、十全大補湯、柴胡加竜骨牡蛎湯など


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かわぐちミエルカクリニック
埼玉県川口市西川口5-13-27 1F
西川口駅 徒歩10分
最寄りバス停:西川口五丁目
電話番号 048-229-8122
診療時間
08:00-09:00 - - -
09:00-13:00 -
14:00-18:00 - - - -
18:00-20:00 - - - - - -
※早朝診療(8時~9時):月・水・木・土曜のみ
※夜間診療(18時~20時):月曜のみ
※◎土曜日:8時〜14時
※栄養指導:金曜のみ
※休診日:日曜・祝日 
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